自分で作ったバッグや財布を使うのって憧れがありますよね!
このコラムでは、これだけあればレザークラフトを始められるという道具を
①縫う・測る編
②裁断編
③あったら便利編
④お手入れ道具編
の4つに分けて厳選してご紹介します。
ぜひご参考にどうぞ!
また、アマゾンのリンクも貼ってありますがサムネを表示するやりが分からないので若干の太字の単語にくっつけてあります!(URLそのままだと見栄えが悪くて・・・)
・革切り包丁
レザークラフトに使う包丁とは料理用とは違う、特殊な形の包丁(写真のように下に刃がついている形)を指します。
革切り包丁には直刃、斜刃、丸刃の3種類があり、用途によって使い分けることが出来るのですが、まずは直刃を購入しましょう。
直刃はオールマイティーに、斜刃は曲線裁ちがスムーズに、丸刃は漉きという革を薄くする作業にそれぞれ向いていますが、個人的には直刃が1本あれば十分だと思います。
出費も抑えることができますし、やり方さえ覚えれば直刃だけで他の作業にも応用が利くようになります。
①刃の素材
素材に関しては、白鋼にタングステンやクロムを含む「青鋼」のものが最高とされています。刃物に使う素材の中でも高級なもので、硬い素材なので切れ味が持続しやすく、長く使用できる1本を探している方は是非お試しください。
※白鋼に比べ硬い分研ぎにくく、欠けやすいので注意
炭素系の含有量が少ないステンレス素材のものは比較的安価でメンテナンスがしやすいので、包丁を研ぐ練習用や最初の1本など入門用におすすめの素材です。
他にも黄鋼、鉄など様々な種類がありますが、きちんと手入れができれば予算に応じたもので問題ないと思います。
また、例外的にカッタータイプのものもありますが、刃の研ぎ方を覚えてほしいので個人的には最初の1本にお勧めしていません。
②刃幅
刃幅は24~30mmのものが一般的です。
用途によって向き不向きがありますが、上記の範囲のものは汎用性が高く様々な作業でやりづらさを感じることが少ないと思います。
慣れてきたら30mm以上のものを購入するのもアリです。
また、基本的に右利き用に作られているものが多いので、左利きの方は購入する際に刃が付いている面が逆の左利き用を購入するようにしましょう。
ちなみに筆者は幅35mmを使用しています^^
③持ち手の素材
主に天然木のものが多いです。
朴木(ほうのき)は柔らかめ、樫やローズウッドは固めです。
特にこだわりがなければ天然木のもので十分だと思います。
持ち手が長いと感じたらやすりで削って整えましょう。
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包丁の目的はあくまでも「裁断」なので毎回手入れができて切れ味が続くならぶっちゃけ素材はなんでもいい気はします。(色々書いた後に身も蓋もない話してすいません)
・革用ピーラー
面取りとは革の裁断面の角を丸く取り触り心地を滑らかにする技法のことで、この作業をすることで触り心地が格段に良くなります。
革用ピーラーはこの面取りに必要な道具で、刃が変えられるので切れ味が落ちたと思ったらすぐに変えましょう。
もったいないと思って使い続けると、仕上がりはガサガサ、引っかかって角を取りすぎてしまいデザインが変わってしまうので要注意です。
面取りの道具は他にも押して取るものや豆カンナなどがあります。
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・ビニ板
ビニ板とはカッティングマットのことで、裁断する際に机が傷つくのを防ぎます。
他にも摩擦が生まれ作業時革が滑りにくくなる効果もあり、レザークラフトをする際には基本的にこの板の上ですることになります。
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おさらいですが、今回紹介したものは
革切り包丁→裁断、漉き
革用ピーラー→面取り
ビニ板→傷、滑り防止
の3アイテムです。
ものづくりは手に覚えさせることが何より大切ですので、手に馴染むものを使い手と一体化させることを意識しましょう。
また、個人的には長く使える道具を選ぶことで自分の癖が付き使いやすくなるので、できれば最初はそういったものを選んでほしいです。
次回更新はあったら便利編です!
仕上げ用の薬品が登場しますので、要チェックです!
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