自分で作ったバッグや財布を使うのって憧れがありますよね!
このコラムでは、これだけあればレザークラフトを始められるという道具を
①縫う・測る編
②裁断編
③あったら便利編
④お手入れ道具編
の4つに分けて厳選してご紹介します。
ぜひご参考にどうぞ!
・トコノール、へちま
「ミガキ」というコバ処理に必要な薬です。
ミガキとはコバの面取りをした後の工程で、触り心地を良くするために行います。
基本はこのトコノールを指に少量取り、面に薄く伸ばし、表面がつるつるになるまでへちまでこすります。(はみだしたら拭き取りましょう。)
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へちまは輪切りにして使いましょう。
・染料、目止め液
「コバ染め」というコバ処理に必要な薬です。
様々なメーカーがありますが、バスコが比較的手に入りやすいと思います。
コバ染めをする前には「目止め液」という、コバのささくれを抑える薬を塗ってへちまで軽く流すようにこすると塗りやすくなります。
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バスコ(大戸糸店HP)
・ガラス板
使うタイミングは職人によって様々ですが、主にミガキ後や下染め後に使う道具です。
上記の工程後にガラス板のふちでコバをこすることによって薬で固まったささくれを寝かせる効果があります。
このガラスかけをすることによって更になめらかで引っかかりのない触り心地にすることが出来ます。
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・目打ち
目打ちとはキリのことで、様々な用途があります。
針穴をあける際の目印(アタリ)をつける、しまりが悪い糸を引っ張る、細かいところを染めたり糊引きする際に使う、型紙を作る際に使う・・・
1本は持っておきたいものです。
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・ねん引き(ねじねん)
「ねん」とは革にひく線のことで、ねん引きという1本足の道具を使って革に線の跡をつける装飾になります。
ねん引きを使うときには、小型ヒーターをつけるか炙って熱くすることで綺麗に線が出せます。
「ねじねん」という道具は2本足で、ねじで幅を調整できるので主に型紙制作の際に役立ちます。
具体的にいうと、型紙を作る順序は本型(上がりの寸法)→革型、裏地型(本型をベースに縫い代などを足したもの)なのですが、
この革型などを作るときは本型に外周5mmを足したもの、のように作るのでねじねんの幅を5mmにして本型を乗せた型紙に後をつけるようになぞり、そこを裁断していくという流れになります。
元々型紙を持っていれば必要ありませんが、もう1ランク挑戦したいという方は持っていおいていいと思います。
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・ゴム糊
ゴム糊はレザークラフトに必須といっても過言ではない接着剤です。
この糊の特徴は、たとえはみ出してしまってもゴムでひっかけば取れるという点にあります。
(繊維系や革によっては取れないので、素材は見極めましょう)
使い方は主に仮止めですが、くっつけたい両面に薄く伸ばすように塗り、少し乾かしてから張りこみます。
乾かさないとくっつかない&あくまでも仮止め用なので注意!
缶で購入したら小さな瓶に移して使い、固まってきたらシンナーで溶かしましょう。
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おさらいですが、今回紹介したものは
トコノール、へちま、染料、目止め液、ガラス板→コバ処理
目打ち→いろいろ
ねん引き→型紙制作
ゴム糊→仮止め
です!
ものづくりは手に覚えさせることが何より大切ですので、手に馴染むものを使い手と一体化させることを意識しましょう。
また、個人的には長く使える道具を選ぶことで自分の癖が付き使いやすくなるので、できれば最初はそういったものを選んでほしいです。
最終回更新はお手入れ道具編です!
手が慣れてくると道具の手入れって大事なんだな~と痛感することが多いので、ぜひご覧ください
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