自分で作ったバッグや財布を使うのって憧れがありますよね!
このコラムでは、とりあえずこれだけあればレザークラフトを始められるという道具を
①縫う・測る編
②裁断編
③あったら便利編
④お手入れ道具編
の4つに分けて厳選してご紹介します。
実際に職人として私が使っている道具ばかりなので、必要のない物は省き最初の出費を抑えることもできます。
ぜひご参考にどうぞ!
また、アマゾンのリンクも貼ってありますがサムネを表示するやりが分からないので若干の太字の単語にくっつけてあります!(URLそのままだと見栄えが悪くて・・・)
・針
まず欠かせないものが「縫う」道具ですよね!
通常、工場ではミシンを使うのであれば縫うものの素材や厚さによって針の太さを変えるのですが、手縫いの場合はあらかじめ穴を開けてから縫っていくので最初は1種類でOK!
また、平縫いと呼ばれる2本の針を使った縫い方が基本になるので、予備を含めて最低3本は用意しましょう。
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・糸
針とセットなのが糸です
糸にはZ撚り(より)=左撚りとS撚り=撚りの2種類が存在し、一般的には手縫いにはS撚りが望ましいとされています。
また、糸の太さは〇番と称され、数字が若いほど太くなります。
作るものにもよりますが、8番、20番、30番を使いましょう。(8,20番→鞄 30番→小物)
手縫いの場合はロウ引き糸という種類を最初にお試ししていただきたいので、そちらを使う場合撚りはあまり気にせず好きなものを使って頂いていいと思います。
ロウ引き糸というのは糸の滑りをよくするためやコシを出す為に糸にロウを引いたもので、手縫いに慣れるまではこちらを使うことをおすすめします。
また、気に入ったものが無ければ糸とロウを別で買って自分でロウ引きしてみましょう。
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・握りハサミ
糸切りに必要な道具です。
様々なものがありますが、私はクローバーのハサミをお勧めします。
コスパがいいのもありますが、握りがプラスチックなので軽くて疲れづらく、沢山切るときに便利です。
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・菱目打ち、ハンマー、ゴム板
針を通すための穴を開ける道具です。
予め穴を開けないと基本的には革に針が通らないので、こちらも必須アイテムになります。
間隔(ピッチ)は作るものによって向き不向きがあるので、財布などの小物なら狭い物、バッグなどの大きい物は広い物を選びましょう。
1本、2本、5本足と色々な種類がありますが、とりあえず下のセットを揃えれば問題ないです。
また、上から叩くためのハンマー(ゴム製の1ポンドがおすすめ)、机に穴を開けないためのゴム板もセットで必要になります。
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・物差し
物差しは寸法を出すのに必須のアイテムです。
作りたいものが小物であれば30cmの竹尺がおすすめです。
カバンのショルダーなど長いものを作る際には1mのものが必要ですが、いずれも竹製のものを購入するようにしましょう。
裁断する際、慣れないうちは手元が滑ってしまうことがあります。
その際包丁が欠けてしまうのを防ぐために、なるべく金属製のものは控えましょう。
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おさらい
今回紹介したものは
針、糸、握りハサミ、菱目打ち→縫製
物差し→測る
の5項目ほうです。
ものづくりは手に覚えさせることが何より大切ですので、
手に馴染むものを使い手と一体化させることを意識しましょう。
また、個人的には長く使える道具を選ぶことで自分の癖が付き使いやすくなるので、
できれば最初はそういったものを選んでほしいです。
次回更新は裁断編です!
包丁というひとくくりの中にも材質や幅など様々ですので、使いやすさを第一に選びましょう!
私も読みやすいブログを書けるように勉強します!!
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